AI時代どう生きるべきかは、「ワールズ・エンド」を見ろ

公開日:  最終更新日:2017/02/18

この記事は、「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」のネタバレを含みます。

AIの台頭で人間の価値が問われる

 AIの台頭がすさまじい。yahoo japanでは単純作業はAIにやらせて週休3日しようという動きすらある。一部では、「人間の仕事を奪うな」と反対の声を上げる人々もいる。しかし、退屈な単純作業から我々を開放してくれるものの開発を止める理由などない。ただ、AIが進化するにつれ、我々人間の存在価値や、生き方が問われる。それを見出すことができないと、人間はAIに服従することになるだろう。

ヒントはこの酔っぱらいの映画にあった

では人間の価値とはどのようなところにあるのか。それには、この映画を見ることをおすすめする。「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(The World’s End)」だ。

あらすじ(出展:wikipedia)

中年でアルコール中毒のゲイリーは、社会的に成功した4人の幼馴染たちと20年ぶりに再会し、パブ「The World’s End」を目指す伝説の梯子酒を達成するために故郷へと戻って来る。彼らは次第に、エイリアンが地球人に混じって侵略を図っていることに気付く。

タイトルからして、酔っぱらいの馬鹿げた話だと思うだろう。確かに、前半はとにかく飲んで馬鹿なことをしてという、ある種くだらない内容だ。(実際、一緒に見ていた彼女は前半でギブアップして見るのをやめてしまった。内容のないものは見るに耐えないらしい)

後半からなんとエイリアンが出てくる。あまりの急展開に椅子から転げ落ちそうだった。酔っぱらいがエイリアンと死闘を繰り広げる。痛快だ。だが、まだ特に深い内容ではない(エンターテイメントとしては最高だ)。

ラストで、今までの内容がウソのように、いかにこの映画が深いメッセージを発していたかを知る。「ネットワーク」という全知全能を思わせる、ラスボス的なやつが出てくる。「人間は完璧でないから、介入しないといけない。人間は自滅の道を繰り返している。」と侵略をしてきたらしい。

これに対して酔っぱらいたちが、アホなことを言いまくってネットワークを煽る。「馬鹿なことをやるのは人間の基本的権利なんだよ!」「人間は指図されるのが嫌いなんだよ!」 と叫びまくる。

ネットワークも疲れてきたのか、「じゃあ何がほしいんだ?」と酔っぱらいに聞く。

酔っぱらいは
”自由がほしいんだ!
やりたいことをやる自由がほしいんだ!
おもいっきり酔っ払いたいんだ。
そしてただ楽しみたいんだ。”と叫ぶ。

ネットワーク:お前らと議論しても無駄だ。好きにしろ。
そしてネットワークは完全に呆れて地球を去っていった。

バカなことをやろう

AIは言われたことを完璧にやる。ミスはない。ただ面白みはない。この映画から学べるのは、人間は完全ではないし往々にしてバカだが、それ故にイノベーションを起こすことができるということだ。

・ノーベル賞受賞者の田中耕一も、誤ってグリセリンとコバルト混ぜてしまったことから新発見をした。
・堀江貴文の「99%の会社はいらない」という本でも、社長の多くはバカだと言っている。難しいことを考えず、突き進んでしまうらしい。
・ビル・ゲイツ「自分が出したアイデアを、少なくとも一回は人に笑われるようでなければ、独創的な発想をしているとは言えない。」
・ステーブジョブス「Stay Hungry, Stay Foolish」


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