北朝鮮の反撃はミサイルも怖いが、工作員による天然痘テロも怖い

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大マスコミの報道を見ていると、北朝鮮の脅威ってミサイルしかないような印象を受けます。

たしかに、いっぺんに大量のミサイルを打ち込まれたら迎撃は困難であり、大変な脅威であることには間違いありません。実際韓国はTHAADを配備してミサイルへの備えを進めていますし。

ただ青山繁晴氏が以前から指摘しているのですが、北朝鮮の脅威というのはミサイルだけはありません。ミサイル以外で大きな脅威の一つに天然痘ウイルスによるバイオテロが挙げられます。

天然痘とは

我が国では1956年以降に国内での発生はみられておらず、1976年にワクチン接種が廃止されています。世界的には、1980年5月に世界保健機構(WHO)により天然痘の世界根絶宣言がなされ、その後も現在まで患者の発生はありません。 東京都感染症情報センター

我が国ではもはや半世紀発生が見られていないんですね。だから、そこらへんのお医者さんも実際の症状を見たことがないという状況。

同じく東京都感染症情報センターによれば、

・variola majorというタイプのウイルスだと、致死率は20〜50%とかなり高いです。

・感染経路は、くしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる感染(飛まつ感染)や、患者の発疹やかさぶたなどの排出物に接触することによる感染(接触感染)があります。患者の皮膚病変との接触やウイルスに汚染された患者の衣類や寝具なども感染源。

・潜伏期間は12日間(7~16日)程度

・急激な発熱(39℃前後)、頭痛、四肢痛、腰痛などで始まり、一時解熱したのち、発疹が全身に現れます。発疹は紅斑→丘疹→水疱(水ぶくれ)→膿疱(水ぶくれに膿がたまる)→結痂(かさぶた)→落屑と規則正しく移行

・患者に接触した場合でも、3日以内にワクチンを接種すれば発病を予防したり、症状を軽減できるとされている

北朝鮮は天然痘ウイルスを培養している

韓国の国防白書で北朝鮮が天然痘を培養している可能性が指摘されています。以下、ぼくは韓国語ができないので日本国防衛省のサイトからの孫引き。

韓国国防白書では、「複数の化学工場で生産した神経性、水泡性、血液性、嘔吐性、催涙性等、有毒作用剤約2,500~5,000トンを複数の施設に分散貯蔵しているものとみられる。」、「炭疽菌、天然痘、コレラ等の生物兵器を自力で培養及び生産できる能力を保有しているものと推定される。」と指摘している。 防衛省HP

これを例えば北朝鮮工作員に感染させて、北京→成田行きの飛行機に乗せたら日本はパンデミックのようになると思われます。

ひまつ感染するので、工作員が機内で咳するだけで他の乗客が感染してしまいます。しかも、潜伏期間が12日間もあるので感染に気づかない乗客らが日本あちこちに散らばってしまいます。

電車とかに乗ったらもうおおごとですね。一気に広まってしまいます。

いざ発熱といった症状が出始めても、まさかまちのお医者さんも天然痘だなんて思わないでしょう。なにしろ半世紀日本では発生していませんから。

実は厚生労働省ではワクチンを備蓄している

では対策はなにかしているのかという話になりますよね。

日本では50年以上天然痘が発生していないとはいえ、バイオテロに備えて厚生労働省がワクチンを備蓄しています。

天然痘テロに備え、平成13年度から天然痘ワクチンの備蓄を開始。引き続き追加備蓄を行っていく。 厚生労働省

どれくらいの備蓄量があるのかわかりませんが、このように対策をすることが抑止力にもつながるでしょう。

 

いざというときのために国民一人ひとりの知識も必要です。公的機関のHPに情報がたくさん載っていますので一緒に勉強しましょう。



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