オール・オア・ナッシング〜マンチェスター・シティの進化〜がおもしろすぎた
最近はもっぱら川崎フロンターレの試合ばかり見ている自分。
昔はWOWOWでリーガ・エスパニョーラも見てたけど、なんだかんだ忙しくて海外サッカーまで手が回らない。
プレミアリーグに関しては昨シーズンどこが優勝したかも把握してないレベル。
そんな海外サッカード素人のぼくですが、アマゾンプライムビデオで最高のコンテンツに出会いました。
その名もALL OR NOTHING MANCHESTER CITY(邦題:オール・オア・ナッシング~マンチェスター・シティの進化~ )
PRIMEオリジナルということで、アマゾンプライムビデオの独自コンテンツですね。
このALL OR NOTHINGシリーズはいくつか出ていて、アメフトチームのものとかもありました。
スポーツチームに密着するドキュメンタリー番組でして、このマンチェスター・シティの場合は全8話となっております。
ペップ・グアルディオラが熱すぎる
このドキュメンタリーで一番心に残るのが名将ペップ・グアルディオラがロッカールームで選手に語りかけるところ。
あらゆる試合でのロッカールームの模様が映し出されるのですが、毎回ぼくのような関係ない人間まで動かされるものがあります。
雰囲気はこんな感じ。
All or Nothing:マンチェスターシティ
8月17日に @PrimeVideo からリリース! pic.twitter.com/Ub4tUXvIAn
— Manchester City (@ManCityJP) July 23, 2018
また、グアルディオラの英語がなかなか味があるんですよ。
スペイン人なので決してうまいとは言えない。
ぼくは最初はその英語になかなか慣れずあまり聞き取れませんでした。エピソード3くらいでだいたいわかってきましたが。
ただ英語がうまくないぶんすごくわかりやすい内容で、ストレートに心に響いてくる。
チームは監督と選手だけじゃない
普段試合だけを見てると、見えてくるのは選手、監督、コーチくらい。
この番組ではそれ以外の人たちにもスポットが当てられています。
チェアマン、用具係、メディカルスタッフ、洗濯する人などなど。
優勝したあとにチーム、スタッフ全員で集まり、グアルディオラが選手に「スタッフみんなに拍手しよう」と呼びかけたシーンは感動的。
サッカーチームの裏側が見られてなかなか勉強になりました。
Oasisの曲とともに流れる涙
世界最高の選手と監督を集めても一筋縄ではいかないのがサッカー。
カップ戦で3部のチームにまさかの敗戦をしたり、けが人が続出したり、様々な困難を乗り越えてのプレミアリーグ制覇。
ベンチでもOasisの曲が流されているし、番組のいいところでもOasisの曲が流れる。
Oasisはマンチェスター出身のバンドで、ギャラガー兄弟はシティの大ファン。
そういったストーリーも手伝い、なぜだか涙。
なんか少し物悲しい感じのするOasisの曲が、様々な困難を乗り越えて頂点を目指すチームによく合う。
海外サッカー興味なくても、そもそもサッカー興味なくても、絶対楽しめる番組。
世界最高の舞台で、極限までサッカーを極める男たちの姿に心を動かされないわけがない。