トランプ支持者がレストランにいたときのアメリカ人の反応
what would you do?(あなたならどうする?)というアメリカの人気番組より。
社会的に意味のあるドッキリを行う番組。ドッキリというべきか、実験というべきか。
MAGAキャップを取れ
「Make America Great Again というトランプ大統領のスローガンの書かれたキャップを被った客がいたらどうする?」というドッキリ。
このキャップ(AMAZONで売ってるのかw)
現実に、このキャップをかぶった人が飲食店で水かけられたりしたそう。
仕掛け人はキャップをかぶった男性と、「それを取らないとオーダー取らないよ」と注意する店のマネージャー。なお、撮影はトランプとヒラリーへの投票率がほぼ拮抗してたニュージャージーで行われたとのこと。
周りにいた人々の反応はこんな感じ
・(おばさん)支持はしないけど、別にかぶってても困らない。意見を持つことで刑務所に送られることはない。
・(ミレニアル世代)トランプにおれは投票したけど、別に「トランプを弾劾せよ」と書かれたものを着てても構わない。言論の自由は死んでも守る。
・(女性4人)彼がトランプを好きだろうが、嫌いだろうがかまわない。私もオバマは好きじゃなかったけれど大統領としてサポートしてた。私達の国の大統領になる人はリスペクトしないと。だって私達の国なんだから。
いやはやアベガーな人たちに聞かせたいですな。
逆バージョン
この番組が面白いのはこれだけで終わらなかったところ。
逆に客がアンチトランパーだった場合どうなるかというのもありました。
impeach45(第45代大統領ドナルド・トランプを罷免せよ)というTシャツを着た男性客がレストランから追い出されたらどうするというドッキリ。
こちらもAMAZONでw
日本で「アベ政治を許さない」って書いたTシャツ来た人がレストランにいたらどうするって話と考えればわかりやすいかと。
このImpeach 45Tシャツはウォルマートで売られていたため、ウォルマートの不買運動を引き起こす自体に。その後売られなくなったそうです。
周りの客の反応
・(おばさん)マネージャーの対応を支持する。トランプは投票で選ばれたのだから。支持しないひともいるのだろうが”我々の”大統領。
・(おじさん)自由にはときに対価が必要。言論の自由もあるが、彼があなたにサーブしない自由もある。
・(おじさん)警察呼べ
・(女性グループ)意見をもつ自由がある
・(親子連れ)自由の国なんだから、トランプ支持の帽子をかぶっていたとしても関係なく席を立った
・(おばさん)私はトランプに投票したけど、彼にはあのTシャツを着る権利がある。我々はみんなアメリカ人で、意見を持つ権利がある。
・(海軍のおじさん)彼は別に問題を起こしてないじゃないか。
表現の自由は死んでも守る
番組の締めくくりに「みんなが共通して賛成しているのが表現の自由である」というコメントが。
なぜか日本では「リベラル」と言われる立場の人ほど、言論を抑圧しようとする傾向が。
百田尚樹氏の講演会が中止に追い込まれたりといったことが記憶にあたらしいかと。
ヴォルテールというフランスの有名な哲学者の名言を最後に。
私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る