YAHOO!ニュースは、わざとダメな記事選んでコメント欄で回収
前からYahoo!ニュースの選定基準はどうなのよと疑問を呈しておりました。
自由な空間であるネットにおいて、いちIT企業がなにしようと別にいいのですが、スマホだけでPV数が月間500億PV(ソース)もあるわけで、日本の世論に与える影響はかなり大きいわけであります。
ほんでまた、東京新聞の望月衣塑子記者に対して、菅官房長官がいわゆる「回答拒否」した件で、微妙な記事をトップに持ってきてました。
菅氏「回答拒否」が波紋=野党批判、「官房長官失格」 (時事通信)
ミスリーディングなタイトル
今回は時事通信の記事を選定してきたYahoo!ニュース。
トップページにはキャプチャのように「長官失格 野党が回答拒否批判」というタイトルで表示されております。「野党が批判」の時点でまたなんか裏がありそうだというのが、「モリカケ」ですっかり免疫がついたネット民には思い浮かびそうではあります。
ただ、そこまで政治に関心無かったりメディアリテラシーを備えてなかったりだと、ぱっとタイトル見ただけで「またなんか安倍政権がやらかしたのか」と判断してしまう人もいるでしょう。
今回は詳細な解説はしませんが、望月衣塑子記者に対して本当に「回答拒否」をしたのか否か、ここで全文が文字起こしされてますので自分で判断いただければと思います。これ読んで回答拒否だと考える人はいないと思いますが・・・
今回の時事通信の記事の中では一応、維新の人のコメントを利用し、擁護する立場の論調も示されてはいるものの、タイトルだけであやまった方向へもっていかれた人も少なくはないでしょう。ちょっと今回のタイトル付けはフェアな姿勢で無いように思えます。
コメント欄のほうがだいぶフェアな件
で、Yahoo!ニュースで扱われる記事の下にはコメント欄がでてくるのですが、今回の記事に関してのコメントはこんな感じ
コメント欄は「いいね」が多い順に表示されるわけですが、そのトップ3がすべて記者側を問題視しております。
この手の切り取り系のミスリーディングな記事に対しては、コメント欄は毎回こんな感じとなっております。地上波テレビや新聞がどれだけ政権批判や野党擁護をしようと、ヤフコメ欄は毎回こんな感じ。
記事読まずコメント欄を見る
満員電車において前にいるひとがスマホでYahoo!ニュース閲覧してるのが(いやでも)目に入ってくるときがあると、たいていの人は記事はあまりじっくり読まずにコメント欄を閲覧している人が多い印象。あくまで印象であり、どれくらいの人がコメント欄閲覧に時間をかけているのかデータはありませんが、読者のなかにもそのような使い方をする人は多いのではないでしょうか?
NewsPicksがこれだけ受けたのを考えると、記事そのものより、みんながどう考えているかのほうに人々の関心が向いているのです。じつはヤフーニュースというのは記事とコメント欄の合わせ一本みたいなところがあって、ただ記事を配信しているというわけではないんです。
あえて、オールドメディアによる歪んだ政権批判記事を配信して、コメント欄でフルボッコさせるYahoo!あっぱれ