クラシックを聞くオジサンはダサいのか? 欧州旅行記#3
さて今回はいよいよ成田空港に行きます。
武蔵小杉から成田エクスプレスへ。事前に往復券を購入していました。片道ずつ買うより1,000円くらい安い。いつでも結構空いてるので快適。
空港何時間前に到着すべきか問題
空港に何時間前に着いておくべきかですが、今回は2時間30分前にしました。これはただ単に成田エクスプレスの到着時間の関係で。前後の便だと早すぎたり遅すぎたりしたので。
結果的にこの2時間30分前がちょうどいいなと。
なぜなら、国際線は搭乗時間が結構早いので思ったより余裕がない。
・チェックイン及び荷物預け
・少し両替
・スープストックで軽く腹ごしらえ
・マスクとかをドラックストアで購入
・保安検査、入国手続き
そんなこんなであっとういう間に搭乗時間に。定刻の1時間前くらいから搭乗が開始しました。
余談ですが、オーストリア航空のクルーがやってきて仰天。CAがまさかの全身赤。靴からタイツまで全て赤。これはさすがにちょっと奇妙でした。
12時間のフライトの過ごし方
エコノミーのトイレの一個前ということで、リクライニングが気持ち程度しかできなくてつらい。トイレにすぐ行けるのは良いが。
ウィーンまでの直行便なのは良いが、12時間のフライトはつらい。それで今まで欧州を敬遠していたというのもあるくらい。
とりあえず下記を実行。
・1時間に1回は立ち上がって歩く
・足のマッサージをする
・映画はせっかくなので最新作を観まくる(自前の有線イヤホン無かったのきつい。脆弱な無料イヤホンでは音がしょぼすぎる)
・スマホでキャンディークラッシュをする(オフラインだと
・とにかく水だけ頼みまくる
・ガイドブックを読み込み、旅のプランニングを多少しておく
・現地の言葉をおぼえる(オーストリア行くなら、グリュスゴットとダンケだけは絶対覚えておいたほうがいい)
そんなこんなで12hの長い長いフライト。さすがに最後の方は疲れた。気合いですな。
クラシックオヤジ現る
同じ飛行機に、JTBだと思われる団体が乗っていました。まずひと目見て高齢者多すぎ。
まあこんなど平日に行けるのはその世代しかいないでしょう。しかしその年でロングフライトはかなりリスペクト。
ウィーン行きとだけあって、クラシックファンが多いのか結構クラシックを聞いてる人がいまして。それぞれの座席に取り付けられている機内エンターテイメント用の画面がそれなりの大きさだったので、前方の座席の人たちがなにを見たり聞いたりしてるか一目瞭然。
じいさんがクラシック聴きながら、指揮者のように腕をふっていたのを見たときは、なんかダサいと思ってしまいました。なにを悦にひたっているのかと。そんなクラシックってええもんか?と。
でもちょっとまってくれと。そもそもクラシックをなぜダサイと思うのか。
なんとなくおじさんおばさんが聞くものという先入観。中高の音楽の時間でも聞かされるくらいだから、クラシックに全く触れてこなかったわけではない。でもなんかクラシックというとちょっと高尚な感じが。そもそもクラシックが私を嫌っているような気もします。
とか考えていたのですが、プラハのスメタナホールでクラシックコンサートに行き、いろいろ考えが変わるのでした。それはまた次回以降。