シェーンブルン宮殿に行くなら”アレ”を持って行け 中欧旅行記#4
シェーンブルン宮殿。
この名前を覚えるのに何度口に出したことでしょう。世界史はまともに学習しなかった身です。当時、受験には必要ないからと履修させない高校が問題視されていた時期でした。
したがって、この宮殿を主に夏の離宮として使用していたハプスブルク家のこともよくわかっていませんでした。結果として、ウィーンに行くからには必修ともいえるものなので、事前に学習しておくことをおすすめします。
とりあえず動画で学びたいって方は倉山満がおもしろかったです
どのチケットをどこで購入すべきか問題
ウィーンに夜ついて、ひとまずウィンナーシュニッツェルとビールを胃に飛び込ませ、ロングフライトの疲れを癒やしたハネムーンの我々。時差ボケに少々苦しめられつつ、次の日の観光に備えて寝ました。
まずはシェーンブルン宮殿に行こうということで、いろいろとリサーチを。
結論から言うと、チケットは
・公式サイトから
・Sisiチケットを
買っておけということ。
なぜ公式サイトでの購入をおすすめするのか。それは現地で確認したのですが、チケット売り場が長蛇の列なんですね。まさに君主に謁見するかのごとく人々がチケットを求めている。はるばる12時間もフライトしてきて、また並ぶのはきつい。
メールでQRコードが送られてくるので、それをそのままスマホで表示すればペーパーレスで入場できます。
ではなぜSisiチケットか。そもそもSisiとは、エリザベート(orエリーザベト)というオーストリア=ハンガリー帝国の皇后の愛称。これを知らなかったので、そのチケットの内容を理解するのに苦しみました。
このチケットがあれば、このシェーンブルン宮殿のみならずもう一つの大きな見どころであるホーフブルク宮殿(シシィ博物館)にも入場することができるのです。それぞれ単独で買うようりもお得。
有線イヤホンがあれば救われる
このシェーンブルン宮殿ではオーディオガイドが追加料金無しで借りられるのだが、これがガラケーのような感じで、ずっと耳にあてておかないといけない。
・腕がしんどい。ちゃんと見ると2時間くらいかかるので、右腕と左腕をローテーションで何回も交代させた。
・衛生面も不明。なんかきれいにしてくれているとは思うが、あまりいい気分ではない。
・片手がふさがる
そこで活躍するのが有線イヤホン。「有線」を強調するのは、ぼくはワイヤレスイヤホンしか持っていなくて使えなかったから。
ティーンエージャーは結構持ってて実際につないで使ってた。
グロリエッテは少々しんどくても行くべき
シェーンブルン宮殿から丘があってそこに建物が見える。それがグロリエッテ。
ちょっとしんどいが、これは必ず行ってほしい。
丘を登って振り返ると感動。ああ、ヨーロッパに来たんだなと。はるばる来たんだなと、感慨深かった。
写真では伝わらない壮大さ、美しさがあります。行ったひとにしかわからない。
登りきったところにこのグロリエッテがあって、この中になんとカフェがあるんですな。
これがまたすごい。天井が高い。天まで伸びるよう。圧倒されて写真すら取り忘れているw
カフェで休憩したあと、我々は一旦ホテルにもどり、旧市街へと繰り出して行きました。