【韓国への輸出優遇措置解除】世耕大臣「メディアは、まだきちんと理解できてない」
政府は4日、韓国に対する半導体材料の輸出規制の強化措置を発動し、3品目の輸出に際し個別に審査をしていく。
リスト規制品以外の先端材料の輸出についても、輸出許可の申請が免除されている外為法の優遇制度「ホワイト国」から韓国を除外することも発表した。ホワイト国からの除外は韓国が初めて。1日から24日までパブリックコメントを実施した上で最終判断する。除外後は個別の出荷ごとに国の輸出許可の取得を義務づける。
半導体を作るときに必要な材料3品目について、日本は韓国への輸出の規制を強化。これはサムスンなんかにとっては結構困った問題になるんですな。この規制というのはすでに始まっております。
そしてもうひとつ「ホワイト国」からの除外というのが来月あたりから実施される見込みとなっています。このホワイト国っていうのは、この国に輸出しても悪い人や国に流れていって兵器に使われる恐れがない国のようなもの。ちゃんと管理ができる国じゃないと駄目よということなわけです。いくら管理しててもそもそもその国が悪いやつだともちろんアウトですが。
ある意味ここまでの事態にさせてしまったのは日本
今まで韓国には甘い態度で接してきて、
・レーダーは照射される
・いわゆる徴用工(実際は自ら応募していた)の訴訟の問題
・海自に「旭日旗掲げるな」といってきたり
・偽の慰安婦像を各地に建てまくったり
と散々な目に合ってきたと。
それではじめて日本がちゃんとやることやったなと思ったんで、テンション上がってたんですが案の定朝日新聞なんかは「即時撤回しろ」という論調。その他マスメディアもまあ似たようなもので。
世耕大臣、炎のツイート
すると世耕弘成経済産業大臣が「てめえらわかってねえ」と言わんばかりにTweetを連投。勉強になったのでまとめてみました。
韓国への輸出管理上の措置について、昨日からの報道を見ていると、メディアはまだまだきちんと理解できていないようだ。
ホワイト国=友好国ではない。相手国内で輸出管理が厳格に行われているかがポイント。日本にとって重要な友好国であるインドもホワイト国ではない。— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) July 3, 2019
さらに重要な事実を指摘しておくと、
EUは現在でも韓国を非ホワイト国としています。— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) July 3, 2019
友好国が自動的にホワイト国になるわけじゃないんだよと。まあ韓国は北朝鮮に対してせどりやってるんじゃないかなんて話もありますからねえ。管理どうこうのレベルじゃないかもしれません。
軍用品転用可能な技術輸出に関して実効性ある管理を求める国際合意が7つある。
合意遵守に必要な見直しを不断に行うことは国際社会の一員として義務。
WTOの自由貿易体制下でも各国にその義務の着実な履行が求められており、各国は履行。
今回措置はこの義務履行の一環。
WTO違反には全く当たらない。— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) July 3, 2019
国際合意をちゃんと守るためにも、韓国への輸出規制をやらないとだめなんだということですね。これが守れないと日本も悪いということになりますわな。
そもそも日本は2004年まで韓国を非ホワイト国としてきました。日本から見て安全保障上の輸出管理体制が不十分と判断されていたからです。今回の措置は2004年以前の手続きに戻すだけ。
韓国政府は今回の措置に対しWTO提訴検討と言っているが、では2004年以前にはなぜ提訴しなかったのか?— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) July 3, 2019
「なぜ〇〇以前には文句言ってこなかったの?」ってなんか「慰安婦」や「徴用工」でも似たような現象が・・・
韓国への輸出管理上の措置について、なぜこの時期に?等の疑問がまだ寄せられているし、マスコミもまだ完全に理解できていないようなので、今回の措置に至る経緯を改めて説明します。
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) July 3, 2019
ここからはキャプチャのほうが見やすいと思うので
輸出管理はできてないし、友好関係はめちゃくちゃにするしでしょうがないですわな・・・
これが”正しい”友好関係への一歩となることを願うばかりです。